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身体の奥が痒い
緩やかな感情が身体の中を流れていく
私はそれをわかってほしいのだ
激しい雨が背中から奥へと吹き付ける
私はそれをわかってほしいのだろうか
気まぐれな感情は足元を通り過ぎる
私はそれをわかってほしいのだけれど
土埃は日を浴びて雪のように煌めき
わたしはそれがなにかがわからないのだ
私の身体の奥で
枯れ廃れた廃屋の如く
独立した個に耐えうる痒みが
私の中を駆け巡るのだ
湧き出る痒みを鎮める為に
今日も私はひとりになるのだ
タイトル。
わたしはどうあるべきなのか